2005年9月1日

野安製瓦株式会社

アスベスト(石綿)問題への対応について
 

新聞ならびにテレビ等マスコミで、アスベスト(石綿)による健康問題が報道され、弊社へも多くのお問合せが寄せられております。つきましては、当問題に関する弊社の見解をお知らせいたします。
 

1. 粘土瓦にはアスベストは含まれていません

 

「石綿」の工業上の定義は、「繊維状の集合した鉱物を採掘、加工して得た工業原料」となっています。換言すると、“天然に存在する鉱物ではあるが、工業的に採掘、加工したものを購入して初めて、原料として使用できる”ということです。弊社は、その石綿を原料として一切使用していません。

また、確認されている石綿を採掘できる日本の鉱床は、北海道、島根、熊本で、産出量もごく僅かです。ちなみに、平成元年のデータではありますが、世界産出量の0.1%未満です。現在は採掘されていません。弊社の製品(粘土瓦)は、100%粘土を原料とし、それに色付け材としての釉薬を付加したものです。粘土の産出地は愛知県内ですが、愛知県には石綿鉱床は確認されていませんので、原料粘土に石綿が混入することは考えられません。釉薬も同様に、主成分は金属酸化物及び長石などで、石綿が混入することは考えられません。

さらに、文献に、「建材に使用されているアスベストのクリソタイル(白石綿)は、550℃〜650℃で分解し、繊維構造が消失しフォルステライトに変化する」という米国環境保護庁(EPA)の報告が紹介されています。粘土瓦は、粘土を1100℃以上の高温で焼いて作られるため、万が一、アスベストが混入しても、「粘土瓦は有害ではない」と言えます。
 

2. 弊社工場等に使用されているアスベスト含有建材について
  

アスベスト含有建材が一般的に広く使用されていた当時に建築した弊社工場において、主として屋根材(スレート類)・外壁材(サイディング類)ですが、アスベストを含有する建材が一部使用されています。これらは、非飛散性のアスベスト成形板に分類され、アスベスト繊維が固く固定されているため飛散することはなく、健康被害を及ぼすものではないと言われています。(環境庁、厚生省通知 昭和6321日)
 

3.弊社従業員・関係者および工場周辺地域住民の石綿に起因する健康障害について
  

現時点では、一切、健康障害の情報はありません。
 

   4.今後の対応について
 

健康に関わる重大な問題であることから、関係法令を遵守し、厳格に取り組んでまいります。

以上

 

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